#23画録

愛知県 旅の記録

旧林家住宅の紅葉を見よう-旧尾西市

お久しぶりです。
ちょっと忙しかったので更新できませんでした。すみません。

みなさん、紅葉は見に行きましたか!?

「今年は見に行けそうにないわ~」という方。
⇒今回の写真を眺めて、ぜひもみじ狩り気分を味わってみてください。

これからという方、もう既にどこかへ行かれた方。
⇒「へ~こういうスポットがあるんだ」と知って貰えたら嬉しいです!

ではどうぞ~。
 

《目次》

 

尾西市について

平成の大合併一宮市になった市、それが尾西市(びさいし)です。
つまり今はもうありません。

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あと、西尾市も同じ県にありますが、そちらとは異なります。
ややこしいですよね。

今回はこの尾西地区にある紅葉スポットに行ってきました。

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旧林家住宅とは

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外観 2015年10月撮影

「旧林家住宅」は国登録有形文化財で、
一宮市尾西歴史民俗資料館の別館です。

林家とは?

享保5年(1720)から明治維新まで、
起宿*1脇本陣
木曽川の渡船を管理する船庄屋を務めていた家のこと。

建物の由来

元々この場所には「起宿脇本陣」が建っていたが、
明治24年(1891)の濃尾地震で倒壊。

 ↓

その後、林家によりこの住宅が建てられる。

大正2年(1913)に主屋が建てられた後、
昭和初年にかけて、江戸時代の屋敷構えを意識した裏座敷を増築。

庭園は、10代目の林幸一が昭和初年から約10年の歳月をかけて作庭。

〔参考:別館 【旧林家住宅】|一宮市

まとめると

この地域のいいとこのお家だった ということですね。
お庭がとても素敵なところなので、さっそく見に行ってみましょう。
 

旧林家住宅の紅葉を見よう

和室から見える紅葉

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雰囲気がものすごくいい。

なお、画面左上辺りに飛び出している子は
心霊写真でも何でもありません。
針金と和紙で出来たねこちゃんです。

どうして設置されているのかは謎。
 

縁側から庭を眺める

先ほどの写真に写っている縁側から庭を眺めるとこんな感じ。

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鮮やかな紅葉でわくわくしちゃいますね。

建物が横の方に続いているので、そちらへ歩いていきましょう。
 

廊下からの風景

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画面左(←)に見えるのが、先ほどまでの写真に写っていた庭。
遠くの方にも紅葉が見えてうきうきする。
 

硝子越しの紅葉

更に奥に進むと広いスペースがあります。
(普段は畳の間ですが、この時期は赤いカーペットが敷いてあります)

ここから見える庭園がまた良い。

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ここに泊まりたい

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高級老舗旅館に来た気分。
なのに、見学無料なんです。最高すぎる。

赤いカーペットがまた良いですよね。映えますね。

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窓際に立って外を眺めるとこんな感じ。
 

旧林氏庭園

お次は建物から出てお庭を散策してみましょう。

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画面右下に見える橋、渡りたくなりませんか?
渡れます!

お庭に生えている苔は踏んじゃダメなので、
慎重に飛び石の上を進んでいきましょう。

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奥に竹林もある

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こちらの旧林家住宅、秋だけでなく他の季節も素晴らしいので
ちょくちょくレポートできたらいいなと思っております。

本当におすすめです。

本日のマンホール

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尾西市のマンホールです。

平成17年に合併して一宮市になってから少し経ちますが、
尾西市だった頃の名残が至る所で見つけられます。

もし尾西に遊びに行かれた際には、
そこにもぜひ着目してみてくださいね!

 

今後はもうちょっと更新できるようにがんばります。
お読みいただきありがとうございました。
 

*1:この辺りにあった美濃路の宿場町のこと